2026.06.11
日本マスターズ陸上競技連合は6月11日に理事会を開催し、新会長に北京五輪男子4×100mリレー銀メダリストの朝原宣治さんを選任したと発表した。
マスターズ陸上は、競技レベルや記録に関係なく、生涯にわたって陸上競技を楽しむことを目的として1930年代に英国で誕生した。日本では1980年に日本マスターズ陸上競技連合が発足し、日本人初の五輪金メダリストである織田幹雄が初代会長を務めた。
現在は全国の都道府県にマスターズ陸連が設立され、多くの競技者が活動。日本マスターズ選手権や世界マスターズ選手権に挑戦する選手も少なくない。
朝原さんは兵庫県出身の53歳。夢野台高から同志社大に進み、走幅跳と100mで活躍した。五輪は1996年のアトランタ大会から3大会連続で出場。世界選手権にも6回出場している。トップアスリートとしては2008年に36歳で現役を退いたが、2018年からマスターズ陸上に参戦。同年の世界マスターズ選手権男子4×100mリレーでは、タレントの武井壮さんらとともに金メダルを獲得した。
現在もマスターズ大会に参加を続け、24年には追い風参考記録ながら100mで10秒93をマークしている。
新会長に就任した朝原氏は、「年齢に関係なく挑戦できるマスターズ陸上の魅力を、社会全体に広げていきたいと考えています」とコメント。「競技の枠を超え、健康づくりや交流の場として、多くの方に参加いただける環境づくりに尽力してまいります」と抱負を語った。
またマスターズ連合は、新体制の発足にあたり、「生涯スポーツとしての陸上競技の全国的な普及促進」、「安全で参加しやすい大会運営体制の強化」、「若年層からシニア層までの連続性を意識した競技環境の整備」、「地域コミュニティと連携した活動の推進および国際交流の拡大」を重点施策として推進していくことを明らかにした。
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