今週末(17日)に行われるセイコーゴールデングランプリに出場する男子短距離のノア・ライルズ(米国)が都内の小学校を訪問し、児童たちと交流した。
まさに世界王者らしい立ち振る舞い。男子100mでパリ五輪金、200mで東京世界選手権金メダリストのライルズが、昨年の世界選手権以来の来日。セイコーGGPを2日後に控えるなか、都内の小学校を訪問した。
ハイタッチをしながらの登場では、児童たちと同じ目線まで腰をかがめて入場。大歓迎を受けたライルズは「100%でトライすること、そして夢を持つこと、最後までやりきることが大事」と説き、大舞台での強さの秘訣について聞かれ「悩み、学ぶこと。そして、常に課題をチェックすること。そのプロセスによって成果が得られます」と話す。
その後は外に出ると、元はプランになかったが、「一緒に競争しよう」とライルズから提案し、選ばれた子どもたちと一緒にダッシュ。やや後ろからハンデをつけてスタートしたが、横を向きながら笑顔で世界のスピードを披露すると、子どもたちから「速すぎる!!」と大歓声が沸き起こった。
また、小学生のクラス対抗リレーでは児童と一緒に白熱のレースに興奮。ラスト1周の鐘を力強く打ち鳴らし、「接戦で一番印象に残ったよ」と振り返る。
ライルズは「日本に来たのは4回目ですが、日本の小学校に来たのは初めて。アニメで見ていた光景。とても楽しかったです」。日本の漫画・アニメの大ファンで知られるライルズ。イベントに一緒に参加した100mハードルの中島ひとみ(長谷川体育施設)からドランゴンボールのフィギュアをプレゼントされ「本当に素敵なプレゼント。たくさんのコレクションがあるけど、ケースの一番上に飾るよ」とニッコリした。
今季は4月に200mで19秒91。100mはこれが今季初戦となる。「コンディションは非常に良い。でも、2019年からずっと世界大会が続いていたから本当に脚が疲れている。(世界大会がなく)少し休憩できる年でもあるから、とにかく思いっきり楽しみたい」とシーズンの目標に掲げるが、日曜日のレースに向けては「シーズンのオープンとしては今までにない一番速い走りを見せるよ」とサービスたっぷりに語った。
セイコーGGPは5月17日、国立競技場で行われる。
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