2026.05.03
◇第41回静岡国際(5月3日/小笠山総合運動公園)
日本グランプリシリーズの静岡国際が行われ、タイムレース決勝で行われた男子400mは最終3組を45秒47で制した佐藤風雅(ミズノ)が優勝を飾った。
3月28日の世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールド大会(豪州・メルボルン)で45秒42をマークし、日本陸連が定めるアジア大会派遣設定記録(45秒50)は突破済み。この日は「44秒台を狙っていました」と前半から攻めのレースを展開した。
世界大会4連続出場中として他の日本勢を圧倒する内容だったが、目標に届かず。初戦からもタイムを落とす結果に「物足りない」と首をひねる佐藤。「アップで少し脱水気味になってしまった」と分析しつつ、「もう少し200mから300mのカーブのところで足をムチのように使って走れれば」と課題を口にする。そのうえで、「風が完全に止まってしまったので、条件が合えばもう少し記録が出る」と前を向いた。
昨年の東京世界選手権では、個人、4×400mリレーともに予選で敗退。「世界の400m選手は100m9秒台、200m19秒台で走る。シンプルに加速走能力が必要」と痛感した。中島佑気ジョセフ(富士通)が東京世界選手権6位入賞を果たした姿も、しっかりと目に焼き付いている。悔しさとプライドを胸に、この冬はスピード強化に重きを置き、トレーニングを重ねたという。
中島らは世界リレーに出場しているため、今大会は不在だが、「世界リレーのメンバーとバチバチに競り合えばタイムが出せる」と言葉に力を込める佐藤。5月17日のセイコーゴールデングランプリ、6月の日本選手権に向け、さらにギアを上げていく。
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