日本陸連は2月9日、ロサンゼルス五輪マラソン代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)について、27年10月3日に愛知県・名古屋市で開催することを発表した。
MGCは東京五輪マラソン代表選考会として2019年9月に初めて開催。パリ五輪もその形を踏襲し、23年10月に行われた。名古屋開催を踏まえ、同日に日本陸連の有森裕子会長と田﨑博道専務理事が名古屋市を訪問。大村秀章・愛知県知事、広沢一郎・名古屋市長、中日新聞社の大島宇一郎代表取締役社長と対面して大会開催の協力を依頼した。
名古屋では例年3月に名古屋ウィメンズマラソンという国際レースを開催。有森会長は「名古屋ウィメンズマラソンを通して頑張る人を応援することで生み出される大切な価値を知り得ている都市の一つです。スポーツに対する深い理解と経験があります。チャレンジする選手が世界に向かって力を出し切れるように一緒に盛り上げていただけたら」と挨拶する。
大村知事は「ミラノ冬季五輪が盛り上がるこのタイミングでロサンゼルス五輪代表を決める選考レースを愛知で行うお話をいただけてうれしく思っている」と歓迎。「MGCにあたってはマラソン運営の経験を生かしながら成功に導きたい」と語った。
名古屋では今年9月にアジア大会・パラ大会も開催。また、名古屋市とロサンゼルスは長年、姉妹都市を締結しているという縁もあり、広沢市長は「ぜひ名古屋市を上げて盛り上げていきたい」と協力に応える構えだ。
MGCの開催地が東京以外となるのは今回が初となること。有森会長は「東京でのレースをイメージしていた選手が違う場所で力を発揮する経験ができることは大事。どこでも力を発揮できる選手に育ってほしい」と期待を寄せた。なお、コースについては未定で「ここ最近はループするほうが多い。取り入れるか参考にしたい」とした。
ロス五輪のマラソンは男女最大3名ずつが代表となる。MGCでは上位2名が内定。なお、MGCシリーズ2026―27が終わる2027年3月中旬までに、MGCファストパス(男子2時間3分59秒、女子2時間16分59秒)をクリアした選手が誕生した場合はその1名が早期内定し、MGCは優勝者が代表に決まる。
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