2026.01.01
◇第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/1月1日、群馬県庁発着・7区間100km)
第70回記念のニューイヤー駅伝が行われ、GMOインターネットグループが4時間44分00秒の大会新で初優勝を飾った。
3区(15.3km)は富士通のルーキー・篠原倖太朗が42分53秒の区間新記録で区間賞を獲得した。
富士通は2区終了時で先頭と3分23秒差の27位と苦戦を強いられる。追い上げる走りが求められる中で、「風が思ったよりなかったので、落ち着いて入れたと思います」と5kmを13分52秒で入り、10kmを27分45秒で通過。終盤までペースが落ちることはなく、前回大会に住友電工の田村和希が打ちたてた42分58秒の区間記録を5秒上回った。
順位も7人を抜いて20位まで押し上げ、「もう少し前で来ると思いましたが、強いランナーたちはどの区間をもらっても速いと思うので、そういうのを少しでも体現できたと思います」と篠原。流れが悪い中を断ち切るような走りを披露した。
駒大時代には3年時に箱根駅伝1区で区間賞を獲得。主将を務めた4年時は花の2区を走った。さらに昨年の香川丸亀国際ハーフマラソンでは日本学生記録となる59分30秒をマークしている。
初めてのニューイヤー駅伝でも実力を証明した篠原。「どこまで自分の実力が通用するのかなと思っていましたが、区間賞を取れたのはひと安心しましたし、これに満足せずにもっと上を目指して頑張りたいと思います」と前を向く。
今年は秋に名古屋で行われるアジア大会にトラックで出場することがターゲット。「(5000mか10000mの)どちらで狙うか決めていないですけど、狙ったところで結果を出せるようにしたいです」と抱負を語った。
現在は駒大の大八木弘明総監督が指導するGgoatで世界を目指している篠原。その中でこれ以上ない新年の幕開けとなった。
文/馬場遼
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