第102回箱根駅伝(2026年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。
青学大は前回大会で第101回大会に樹立した大会記録を6秒更新し、過去11年で8度の優勝を飾っている。今季の駅伝は苦戦を強いられる場面もあった。出雲は前半区間で出遅れが響き、7位でフィニッシュ。全日本では一時シード圏外だったが、後半に追い上げて3位で終えている。
10000mで日本人学生歴代8位の27分37秒62をマークした絶対的エースの黒田朝日(4年)や、前回大会で8区区間賞の塩出翔太(4年)、10区区間賞の小河原陽琉(2年)らがエントリーされた。
全日本出場組からは6区区間賞の飯田翔大(2年)や、3位に浮上する流れを作った佐藤有一(4年)、関東インカレ2部の入賞者からは5000mで6位の折田壮太(2年)、ハーフマラソンで1時間1分台の佐藤愛斗(2年)ら今季の主力も名を連ねている。
また、10000mで27分台を持つ宇田川瞬矢(4年)やハーフマラソン1時間2分台を持つ中村海斗(3年)や平松享祐(3年)も入った。10000mで29分切りが14名、ハーフマラソンで1時間3分切りが9名と強さが際立つ。
実力ある1年生からは昨年度の全国高校駅伝優勝メンバーで7区区間賞の石川浩輝ら3名が選出された。一方で、今季前半戦で奮闘した安島莉玖(2年)や自己ベストを更新していた黒田然(同)はエントリーから外れている。
前回の優勝メンバーから半数以上が入れ替わることとなるが、選手層の厚さを武器に101回大会で果たせなかった完全優勝、そしてチーム2度目の3連覇を目指す。
12月29日に区間エントリー10人と補員6人が発表。1月2日の往路、3日の復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。往路、復路合わせて当日変更は6人までで、1日最大4人まで変更できる。
箱根駅伝2026 青学大のエントリー選手をチェック!
■青学大のエントリー選手16名(カッコ内は学年、出身校) ◎前回優勝、出雲7位、全日本3位 荒巻 朋熙(4年/大牟田・福岡) 宇田川瞬矢(4年/東農大三・埼玉) 黒田 朝日(4年=主将/玉野光南・岡山) 佐藤 有一(4年/拓大一・東京) 塩出 翔太(4年/世羅・広島) 鳥井 健太(3年/清風・大阪) 中村 海斗(3年/世羅・広島) 平松 享祐(3年/中部大一・愛知) 飯田 翔大(2年/出水中央・鹿児島) 遠藤 大成(2年/佐久長聖・長野) 小河原陽琉(2年/八千代松陰・千葉) 折田 壮太(2年/須磨学園・兵庫) 佐藤 愛斗(2年/小林・宮崎) 石川 浩輝(1年/佐久長聖・長野) 上野山拳士朗(1年/和歌山北・和歌山) 松田 祐真(1年/大牟田・福岡)RECOMMENDED おすすめの記事
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