2025.12.04
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。
飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平和を目指す」という理念に共感し、22年から海外の開発途上地域を中心に、子どもたちへの陸上競技の指導などを行っている。過去にはバングラデシュ、ルワンダ、東ティモールに赴き、普及活動に貢献してきた。
4年連続となる今回は、ラオス南部のチャンパサック県パクセーで実施。パーソナルコーチを務める豊田裕浩氏(中大コーチ)と、現地で活動するJICA海外協力隊員の桐原勇斗さんとともに、住民たちと交流を結んだ。
飯塚は現地の学校出行われていた体育の授業を見学後、生徒たちに走り方やスタートの方法などを指導。「ラオスの人たちは穏やかで協調性があり、とても親切。感謝伝える国民性は日本人と似た雰囲気がありました」と振り返った。
3日には「飯塚翔太リレーカーニバル」と飯塚の名を冠した大会も開催。大会前日には桐原さんが普段から指導している陸上クラブのメンバーを中心に、より専門性の練習会が開催され、「リレーは思いやりの種目。次の選手にバトンを渡しやすいよう、また受け取りやすいようにすることが大事」と日本が世界に誇るバトン技術を伝授した。
大会では午前に予選、午後に決勝というプログラムで4×200mリレーと4×400mリレーの2種目を実施。飯塚は「参加者は最後まで応援していたり、勝ち負け以外のことに対しても盛り上がりを見せました」と報告し、「陸上競技で心が通じ合うことは楽しい。リオ五輪のメダルを見せると喜んでくれるし、『次は違うメダルを持ってくるね』と約束することが、自身のモチベーションにもつながっている」と話す。
高校時代に陸上でインターハイに出場した経験を持つ桐原さんも、「ラオスでは競技人口が少ないのですが、今回初めてリレーを経験した子どももいて、こういった機会を継続することで普及につなげていきたい」と語った。
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