東洋大陸上競技部は8月17日夜、短距離部門のSNSを更新し、第20回トワイライト・ゲームス男子100m（8月20日／神奈川・日産スタジアム）にエントリーしていた同部所属の栁田大輝が棄権すると発表した。
SNSによると、理由は「連日のレースの疲労を考慮」としている。
栁田は16日に行われたAthlete Night Games in FUKUI（福井・9.98スタジアム）100mで、予選では追い風参考ながら9秒92（＋3.3）をマーク。決勝は自己記録を0.02秒更新する10秒00（＋0.3）の日本歴代5位タイ、学生歴代3位タイをマークして優勝した。
しかし、東京世界選手権出場権獲得には、サニブラウン・アブデル・ハキーム（東レ）の資格記録（9秒96）を上回る、山縣亮太の日本記録（9秒95）を出すしかなかった。レース後は「陸上をやっていて、こんな喜べない自己ベストは初めてです」と話していた。
世界選手権資格記録の有効期間が8月24日まで。福井では、記録会を含めたレース出場の意向を示し、「最後までチャレンジしていきたい」とも語っていた。
栁田のトワイライト・ゲームス棄権を発表する東洋大のSNS
【お知らせ】
— 東洋大学陸上競技部短距離部門 (@toyo_tf) August 17, 2025
当部所属の栁田大輝について、20日水曜日に出場を予定しておりましたトワイライトゲームズ100mは、連日のレースの疲労を考慮し、棄権いたします。
楽しみにしていただいた皆様には大変申し訳ありません。
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