2025.08.16
◇Athlete Night Games in FUKUI(8月15、16日/福井・9.98スタジアム)
日本グランプリシリーズのAthlete Night Gameの2日目に行われた男子100mで、栁田大輝(東洋大)が日本歴代5位タイとなる10秒00(+0.3)をマークして優勝した。
フィニッシュ後、10秒00で東京世界選手権の参加標準記録突破のアナウンスと拍手にも、首を振り、手でバツを作ったあと、観客の声援に感謝した。
「陸上をやっていて、こんな喜べない自己ベストは初めてです」
日本選手権で不正スタートにより失格してしまったため、東京世界選手権の出場をつかむためには、サニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)の資格記録(9秒96)を超える、つまり、日本記録(9秒95/山縣亮太)を出すしかなかった。
予選で追い風3.3mの参考記録ながら9秒92を叩き出した栁田。俄然、期待が高まった。「スタートからの飛び出しと前半は良かったのですが、タラ・レバですが、予選のほうが良い走りができたと思います。それができていれば……少し記録を意識していました」。風も「止まっちゃいましたね」と苦笑いした。
ただ「こういう状況にしてしまった自分が一番悪い」と栁田。資格記録の有効期間が8月24日まで。残す1試合にも記録会を含めて出場する意向で「最後までチャレンジしていきたい」と、記録を追いかけていく。
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