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2024.12.15

我孫子 主力2人欠場のピンチも総合力で2位!「みんながあきらめなかった」/全中駅伝
我孫子 主力2人欠場のピンチも総合力で2位!「みんながあきらめなかった」/全中駅伝

24年全中駅伝男子で2位だった我孫子(5区田口聖真から6区五社泰至へのタスキリレー)

◇第32回全国中学校駅伝・男子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:6区間18km)

第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、男子は鶴ヶ島藤(埼玉)が57分17秒で初優勝を飾った。

2位に入ったのが5年ぶり5回目の出場だった我孫子(千葉)だ。前回出場時も準優勝と健闘しており、今回は優勝を目指して大会に臨んでいた。

しかし、3000mで9分ひとケタの記録を持つ斉藤渉(3年)、岡良暁(2年)のチーム2番手、3番手の選手が大会直前に体調不良を訴えて欠場が決定。当初予定していたオーダーから大幅に変更して全国に挑むことになった。さらに1区でエースの吉川櫂永(3年)が1区で20位と苦戦し、この時点では入賞すら難しいかと思われていた。

しかし、2区の唐木陽大(3年)が6人を抜いて14位に浮上すると、3区の渡部航晟(3年)、4区の西田聖哉(3年)、5区の田口聖真(3年)がいずれも区間4位以内と快走。特に渡部と田口は県大会ではメンバーに入れなかったが、見事に役目を果たす。アンカーの五社泰至(3年)は、優勝した鶴ヶ島藤にはかわされたものの、細江(静岡)を抜いてチーム過去最高タイとなる2位でフィニッシュした。

レース後、吉川は「主軸の2人が欠場したけど、メンバー全員があきらめずに走ってくれました。この状況で、2位は本当にうれしいです」と笑顔を見せ、樋口清和監督も「100点満点のレースでした」と手放しで選手たちをたたえた。                                                      

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◇第32回全国中学校駅伝・男子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:6区間18km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、男子は鶴ヶ島藤(埼玉)が57分17秒で初優勝を飾った。 2位に入ったのが5年ぶり5回目の出場だった我孫子(千葉)だ。前回出場時も準優勝と健闘しており、今回は優勝を目指して大会に臨んでいた。 しかし、3000mで9分ひとケタの記録を持つ斉藤渉(3年)、岡良暁(2年)のチーム2番手、3番手の選手が大会直前に体調不良を訴えて欠場が決定。当初予定していたオーダーから大幅に変更して全国に挑むことになった。さらに1区でエースの吉川櫂永(3年)が1区で20位と苦戦し、この時点では入賞すら難しいかと思われていた。 しかし、2区の唐木陽大(3年)が6人を抜いて14位に浮上すると、3区の渡部航晟(3年)、4区の西田聖哉(3年)、5区の田口聖真(3年)がいずれも区間4位以内と快走。特に渡部と田口は県大会ではメンバーに入れなかったが、見事に役目を果たす。アンカーの五社泰至(3年)は、優勝した鶴ヶ島藤にはかわされたものの、細江(静岡)を抜いてチーム過去最高タイとなる2位でフィニッシュした。 レース後、吉川は「主軸の2人が欠場したけど、メンバー全員があきらめずに走ってくれました。この状況で、2位は本当にうれしいです」と笑顔を見せ、樋口清和監督も「100点満点のレースでした」と手放しで選手たちをたたえた。                                                      

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