2023.11.01
女子やり投でブダペスト世界選手権金メダルを獲得し、ダイヤモンドリーグ・ファイナルで優勝した北口榛花(JAL)がオフを終えて練習を再開した。
およそ1ヵ月半のオフを終えた北口。テレビ出演や地元凱旋など、各所に引っ張りだこだったが、「すごく貴重な経験ができましたし、家族とも1週間旅行にも行けました。思い出いっぱいの1ヵ月半だったと思います」と笑顔を浮かべる。
今日から冬季練習がスタート。チェコにいるディヴィッド・セケラック・コーチからは「1~3月にどれだけ練習できるかは11月、12月の練習にかかっている」と言われているそう。まずは例年と同じようにランニングや山上り、ローラースケートなど心肺機能を高めるトレーニングから始まり、「やり投選手ぽい練習ではないですが、そこをしっかりやることで1月からやり投の練習を始めた時の質、量に関係してくる」と話す。
世界一となったことでオフといっても多忙だった北口。さすがに「昨年よりは若干、身体は重い」というが、「動き始めれば軽くなる。負荷はかかってしまうのでケガには気をつけたい」。海外選手の中には冬季練習がスタートしている選手もいるが、「ゆっくりめですが、たくさんやればいいというわけではないので、しっかり自分のペースで準備していきたい」と語った。
オフ期間はジョギング程度にとどめ、「休みがいらないと思えるくらい休む」というのがチェコ流。「身体を動かしたほうがいいかなって感じています」と天候に恵まれた中での動き始めに笑みがこぼれる。
年が明けたらチェコに渡り、シーズンに向けてウエイトトレーニングなど本格化していく。「今のうちにゆっくりと日本を楽しんで、日本を“充電”しておきます」。注目度が増していても、やるべきことは変わらない。ここからパリ五輪までの厳しい道のりも、北口は足を踏み外すことなく、一歩ずつやるべきことを突き詰めていく。
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