写真/時事
8月28日、ダイヤモンドリーグ(DL)パリ大会がフランスの同地で開催され、男子棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)が6m01の大会新で優勝した。世界記録(6m18)保持者で東京五輪金メダリストのデュプランティスは5m55、73、81を1回でクリアし、5m91で一度失敗したものの、5m96に高さを上げて成功、6m01は一発でクリアした。世界記録の6m19へ高さを上げたが、成功はならなかった。2日前のDLローザンヌ大会では5m62で4位にとどまったが、そのリベンジを果たした。
2位はフィリピンの25歳、E.J.オビエナ。5m91で同国のナショナルレコードを更新し、1992年にI.ポタポヴィッチ(カザフスタン)が樹立したアジア記録(5m92)にあと1cmと迫った。オビエナは東京五輪でも決勝に残り、11位の結果を残している。
女子3000mではF.ニョンサバ(ブルンジ)が8分19秒08の大会新、今季世界最高、世界歴代7位の好記録で制覇。ニョンサバは16年リオ五輪800mで銀メダル、東京五輪では10000mで5位入賞とマルチな才能を発揮している。8分19秒52で2位のE.タエ(エチオピア)も同国のナショナルレコードを更新する好走だった。
男子3000m障害ではK.キゲン(ケニア)が8分07秒12の今季世界最高で勝った。女子100mは東京五輪金メダルのE.トンプソン・ヘラー(ジャマイカ)が10秒72(+1.3)で優勝。同じく東京五輪金のH.パーチメント(ジャマイカ)が男子110mハードルで13秒03(+ 0.7)のシーズンベストを出して制した。
このほか、女子走高跳は東京五輪で銀メダルを獲得したN.マクダーモット(豪州)が1m98でV。世界選手権3連覇、東京五輪金のM.ラシツケネ(ANA/ロシア)が同記録ながら無効試技数差で2位に敗れた。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.04.19
和田遼がDL廈門・男子100mに出場決定! オレゴン金のカーリー、先輩の桐生祥秀らと対決
2024.04.19
編集部コラム「新年度スタート」
-
2024.04.19
-
2024.04.19
-
2024.04.19
2024.04.17
パリ五輪の公式スポーツウエアが公開!赤を基調にパリの日の出イメージ 環境への配慮も
-
2024.04.18
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.03.28
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.04.19
和田遼がDL廈門・男子100mに出場決定! オレゴン金のカーリー、先輩の桐生祥秀らと対決
4月19日、ダイヤモンドリーグ(DL)の主催者は20日に行われる第1戦廈門大会のスタートリストを発表し、男子100mに和田遼(ミキハウス)が新たにエントリーされたことが明らかとなった。 和田は東洋大卒の23歳。京都・洛南 […]
2024.04.19
北京ハーフマラソンで優勝した何傑を含む上位4人の成績を取り消し アフリカ選手がフィニッシュ前に順位譲り国際的な問題に
4月19日、北京ハーフマラソン組織委員会は、14日のレースで優勝した何傑(中国)を含む、上位4人の成績を取り消すことを発表した。 このレースでは何が1時間3分44秒で優勝を飾ったが、フィニッシュ寸前で先導していたケニアの […]
2024.04.19
編集部コラム「新年度スタート」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 広告の下にコンテンツが続きます 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り […]
2024.04.19
十種競技・右代啓祐が7164点 06年から続く7000点超えを“19年連続”に伸ばす/マウントサックリレー
4月17日、18日の両日、米国カリフォルニア州ウォルナットで第64回マウントサックリレーの1日目、2日目が行われ、男子十種競技に出場した右代啓祐(国士舘クラブ)が7164点で14位に入った。 8308点の日本記録を持つ右 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!